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めぐる寫眞室について
時間とモノと人と想いが
めぐりめぐる空間で
あなたの今を写します。
めぐる寫眞室とは
めぐる寫眞室は、
米沢市の中央商店街と上杉神社の中間辺りにあります。
しばらく空家となっていた古い一軒家。
シャッターが閉められた外観からは想像できない
なんとも不思議な建物。
子供の頃の記憶を辿ると、
ここは当時、銃砲店でした。
増改築を繰り返したと思われる構造。
一体どのくらい古い建物なのでしょう。
畳の下から出てきた新聞紙には、
昭和30年代の日付。
柱には当時住んでいた子供達の背丈の印。
隙間だらけの木枠の窓には
「地球」と書かれた鍵。
街はずれの時間が止まったこの家を
リノベーションして
小さな寫眞アトリエを作りました。
古い建て具のガラスは、
玄関の窓に。
畳を剥がした床には、
築150年の蔵からめぐってきた
古い栗の床板を。
もともとあったものは、
新たなカタチで生まれ代り。
新しく創るものは、
めぐりめぐってきた古い素材を使う。
時間とモノと人と想いが
めぐりめぐる空間で
あなたの今を写します。
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